普通じゃない普通を表現し尽くす。いつも通り、凪良ゆうの作品だ。この著者の作品を読んでいると、自分の人と違う部分を肯定してもらえている気がして、不思議と自然に自分はこれでいいんだって思えてくるのがすごい。人間いろいろあるよね。
それはそうと凪良ゆうの作品をいくつか読んで、なぜこうも世の中の普通に抗う作品が多いのかと疑問に思って調べてみたら、凪良ゆう自身がこの作品よりも過酷な子供時代を過ごしているからだった。井上暁海や青埜櫂は彼女自身をうつしだしたキャラクターなのかもしれない。
ともかく、すぐにSNSで罵声を浴びせる想像力のない方々にはぜひ「汝、星のごとく」を読んでいただきたい。
